藤井無限です。
今日も昨日に引き続きテスト自動化へのインパクトがあるお話です。
Webシステムの自動テストをする際に、ヘッドレスブラウザを用いることがあると思います。
一番有名なヘッドレスブラウザはPhantomJSでした。
こちらのグループにアナウンスされているように、
PhantomJSのメンテナーのエンジニアが辞任するようです。
理由詳細に本人の言葉で文中でのべられていますが、下記のChromeの次期バージョンでの、
ヘッドレス化にインパクトを受けて、メンテナンスするのもきついしもうだめだ。
やめますということです。
chromestatus
Chromeをヘッドレスモードにすることで、
ですごく安定して高速に動作するヘッドレスブラウザが誕生する可能性があります。
今Chromeの安定バージョンは57なのですが開発中の59にてリリースされる予定ですね。
自動テストを快適にしてくれるツールになる可能性があります。
そして、PhantomJSを使う意味合いが今までとは変わると思います。
PhantomJSはヘッドレスブラウザとして動作さえたいからという意味でこれまで使っていましたが、今後は、PhantomJSをSelenium Web Driverから使うことは、
PhantomJSとエンジンが同様のSafariと同じような動作をさせてみたいということでなければ意味がなくなっていきそうです。
===========================================================================================================================
にほんブログ村
最近のコメント