今の延長ではなく、一歩前に進むことの難しさ

こんにちは

東京は雨模様です。
秋が深まってきており雨も少しセンチメンタルです。

昨日夜遅くまで残って仕事をしているとLINEでメッセージがきました。

まだ、若い24歳くらいの人ですが、一回東京から実家に帰り浪人するというのです。
浪人?

何を言っているのか全然ピントきませんでした。
仕事やめたくなっただけかと思ったので、
「浪人して何を目指すの。。」
とやや意地悪に聞いてみました。
すると。。

「薬剤師」
というのです。

聞いた瞬間、腰が抜けましたよ。
だって、美容系の専門学校を卒業して、ネイリストをやっている人で、
私と初めてあった4、5年前は色彩検定みたいな勉強している人で、
全く薬学の印象がない人ですから。

じっくり話を聞いてみると、もともと化学が好きで、
ネイリストをやりながら、なんか違うなとずっと悩んでいたそうです。

しかしまあ、仕事を辞めて無色になり浪人して、大学受験、
その後、6年くらいかけて薬剤師になろうとは、思い切ったものです。
薬剤師になるころには、30歳くらいになっていますし。

そこで思ったのは、自分も40になるまでにいろんな道を模索しました。
10代のころはミュージシャンになりたかったのですが、
親の反対を押し切ることもできず、電気情報工学系に進学しました。
その後、電気情報と音楽の相性がいいのではないかと思った、
音響情報処理の修士に進学しました。

しかしながら、結局就職がうまくいかず、
Webシステム構築の仕事をやってきました。いうなれば、支離滅裂です。

30なったころもとからベンチャー志向が強いので経営に興味を持ち、
働いながら中小企業診断士の試験勉強を始めました。
この時期が今から思えば、「浪人」のようなものだったなと思います。
そして今、今、今ですよ。

ロボットや情報処理の分野で起業を考えこうしてブログを書いている今となっては、
電気系の時代に勉強していたコンピュータープログラミングやUNIXの知識も、
音響の修士時代に一生勉強していた、隠れマルコフモデルやDPマッチングや人工知能をつかった言語処理も社会人としてのシステム構築の経験も、
線になってつながっていると思うのです。

スティーブジョブズの有名な演説でいう
「Connecting the dots (点が後から振り返ってみれば線になっている)」

そういうことなのでしょう。

年を採るとどうしても、今やってきた知識や人脈の上に次のことを考えることしかできなくなります。若いときは、一見つながりのない今までやったことがないことに、
すべての情熱をささげることができます。

Connecting the dots
この言葉を新たにチャレンジするこの若者にプレゼントしたい。

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